Author Archives: kazushimada

6月アクラス研修の報告記事「音声教育ができるだけでは、教師として成立しないよね」(講師:河野俊之)

6月のアクラス研修は、河野俊之さんによる「音声教育ができるだけでは、教師として成立しないよね」でした。 Continue reading »

ベトナム日本語教育事情~ハノイ&ハイズオン出張で見えてきたこと~

6月上旬、講演とワークショップを実施するために、ベトナムのハイズオンを訪れました。現地でベトナムの方がやっていらっしゃる授業を2コマ拝見することができ、とても参考になりました(『できる日本語』使用クラスです)。 Continue reading »

8月アクラス研修「介護の日本語ー日本語教師が教えられること」(三橋麻子・丸山真貴子)

8月アクラス研修のお知らせです。これまでにも2回ほど介護の日本語教育に関する研修をしてきましたが、今年また取り上げることとしました。それは、技能実習制度に介護分野が加わったこと、留学生が介護分野で活躍する道が広がっていること等、さまざまな理由があります。 Continue reading »

「ブルックス文庫」&絵本『いのちの花』(日本語版、英語版)のご紹介

先日、オックスフォードブルックス大学で長く教鞭を取っていらした穴井宰子さんがアクラスに見えました。そして3冊のすてきな本をプレゼントしてくださいました。

①読み教材「ブルックス文庫」A2教材(編集:イレーネ・ヒル、監修:穴井宰子)ブルックス文庫

 「紫式部」「赤い蝋燭と人魚」「俳句」「二又トンネルの爆発」

②『いのちの花』

文:そのだひさこ    絵:丸木俊

題字:丸木位里

③『いのちの花』英語版

文:そのだひさこ    絵:丸木俊

題字:丸木位里   翻訳:Ian Neary

 

①の「ブルックス文庫」は、 どの作品も素晴らしいものですが、ずっと以前から留学生の俳句に取り組んできた者としては「俳句」に惹かれました。いくつかご紹介しましょう。

この道やゆく人なしに秋の暮れ  松尾芭蕉

隅の蜘蛛案じな煤はとらぬぞよ  小林一茶

腸に春滴るや粥の味       夏目漱石芭蕉のページpng

                   

穴井さんの許可を得て、芭蕉の句のページをご紹介します。クリス・ベケットさんの「俳句と私」も興味深い読み物です。

なお、「ブルックス文庫」に関しては、以前ご紹介しています。こちらをご覧ください。

「イギリス生まれの『ブルックス文庫』(日本語読み教材)、新しい仲間レベル1、誕生!」

 http://www.acras.jp/?p=4769(2015/10)

 

②③の『いのちの花』に関しては、穴井さんが説明文をくださいました。どうぞご覧ください。IMG_6499

  ♪     ♪     ♪

  「いのち」がひるがえり、生きつづけている話を絵本にしたかった と作者のそのださんは言っています。江戸時代寛政十二年に起こった無罪で処刑されたという被差別部落の若い五人衆の伝承をそのださんは詩に書き、絵本にしたいと十六年前に日本語版で、そして昨年英語版で自費出版されました。絵本の「絵」は「原爆の図」の画家の丸木俊さん。絵本誕生までの経緯は「いのちの花」の後書に記されています。

 今日はこの「いのちの花」の原画展にいってきました。
原画の色彩の美しさはそれは目を見張るものです。そして大型本というサイズにこだわって出版されたそのださんの気持ちもよくわかりました。絵本は本当に原画の素晴らしさを失うことなく出来上がっているのです。
   今、この素晴らしい絵本が世界中で読まれることを願っています。
穴井宰子

文化庁「日本語教育人材の養成・研修の在り方について(報告)」2018.3.2

文化庁文化審議会国語分科会より「日本語教育人材の養成・研修の在り方」と題した報告書が出ました。

http://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/pdf/r1399774_01.pdf

 

これまでの流れ、課題を挙げ、教師を段階別に分け、求められる資質・能力を明記しています。

まずは、2000年に出た教育内容に関する課題として、以下のことを挙げています。

①多様な教育目的や学習者のニーズ等に対応する幅広い教育内容が示されているが、様々な活動分野や役割に応じた資質・能力や教育内容は示されていない。

②三つの教育領域、五つの区分とそれに対応する教育内容の例等を示しているが、必ず学習すべき内容が明確に示されてはいない。

③提示以来18年が経過していることから、大学等における教育・研究の進展や社会情勢の変化に、対応できていない。

 

日本語教育人材の整理として、

①日本語教師

②日本語教育コーディネーター

③日本語学習支援者

 

という3分類がなされています。この3分類に関しては、今後さらに明確な説明が必要になると思われますが、

①に関しては、

1)養成 → 2)初任 → 3)中堅

という区分がされ、

②に関しては、

1)地域日本語教育コーディネーター

2)主任教員

となっています。

ここでは、

「日本語教育人材に共通して求められる基本的な資質・能力」

「専門家としての日本語教師に求められる資質・能力」

(p.18)

「『中堅』に求められる資質・能力」

(p.24)

を載せておきます。

18ページ

24ページ

 

 

出場者募集中:第7回看護・介護に関わる外国人のための日本語スピーチコンテスト

今年もAOTS主催「看護・介護に関わる外国人のための日本語スピーチコンテスト」が行われます。最近ますます介護分野に関わる外国の方が増えています。

こうした試みは、とても貴重だと思います。EPA関係、定住外国人で介護分野で仕事をなさっている方等々、いろいろな方が参加して、現場の声を伝えていく機会になることを願っています。

 

詳しくは、以下のURLをご覧ください。

http://www.aots.jp/jp/project/nihongo/sp2018/index.html

 

◆エントリーシート送付:7月1日(日)17時まで

 

◆原稿送付:7月16日(月・祝)17時まで

 

とのことです。

 

 開催趣旨

現在日本では、医療・福祉現場への外国人人材の受入れが進み、社会的にも大きく注目を集めています。そうした中、当協会は2012年より「看護・介護にかかわる外国人のための日本語スピーチコンテスト」を実施し、日本各地で看護・介護に携わる外国人が外からの視点で日本の医療や介護について意見を述べる機会を提供して参りました。
過去6回のコンテストは盛況に実施され、発表者本人たちの仕事や自己研さんの励みとなるだけでなく、日本の医療福祉関係者や利用者にとっても、彼らの発表から多くのことを学べる機会となったというお声をいただきました。また、コンテストの様子はメディアでも多く取り上げられ、実施後も大きな反響を呼びました。
この度、第7回のコンテストを開催する運びとなりましたが、今回も今まで以上に示唆に富んだスピーチが披露されるものと期待されます。つきましては、多くの皆様のご応募、ご支援、ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
※ 昨年度のスピーチコンテストの開催内容は下記URLからご覧いただけます。 http://www.aots.jp/jp/project/nihongo/sp2017/index.html

 開催日時・場所

日時 2018年9月29日(土) 13:30~16:30
場所 東京芸術センター 天空劇場 東京都足立区千住1-4-1 ※地図( GoogleMap : 日本語English
交通 【JR常磐線、東京メトロ千代田線・日比谷線、東武スカイツリーライン、つくばエクスプレス線】 北千住駅より徒歩7分

2017_all

4月アクラス研修の報告レポート(<著者との対話>『日本語教育に役立つ心理学入門』)

4月のアクラス研修「<著者との対話>『日本語教育に役立つ心理学入門』」(福田倫子さん&向山陽子さん)の報告レポートです。 Continue reading »

6月アクラス研修「音声教育ができるだけでは、教師として成立しないよね」(講師:河野俊之)

6月のアクラス研修は、音声教育を取り上げます。講師は河野俊之さん、テーマは「音声教育ができるだけでは、教師として成立しないよね」です。講師からのメッセージを、どうぞご覧ください。

 

6月アクラス研修のお知らせ ➡ アクラス研修2018.6.15 

 

■日時  2018年6月15日(金)18時30分~20時30分

■講師  河野俊之さん(横浜国立大学教育学部教授)

■テーマ 「音声教育ができるだけでは、教師として成立しないよね」

♪   ♪   ♪

 

講師からのメッセージ

音声教育ができるだけでは日本語教師として成立しません。1コマ全部を音声教育に充てることは考えにくいでしょう。

 一方で,音声教育が苦手という教師が多いのも事実です。さらに,発音が苦手でなかなか上達しない学習者に対して「耳が悪い」「勘が悪い」などと陰で言う教師もいるようです。しかし,そこでは,教師が,知識を伝達したり,モデルを示したりするしかできていないということがありえます。それを超えるためには,学習者の学びに寄り添い支援することが重要です。これは,音声教育に限らず,日本語教育一般に言えます。

 講師が現在,音声教育について,考え,実践していることを紹介しながら,音声教育,そして,日本語教師の能力向上について考えていきましょう。

日本語教師力アップ「OPIでいきいき授業」(朝日カルチャー:2018年6月)

来年度も朝日カルチャー(新宿)にて、<日本語教師力アップ「OPIでいきいき授業」>を3回シリーズで実施します。 Continue reading »

2018年度OPIワークショップの日程

2018年度のACTFL-OPIワークショップ(アルク主催)の日程が決まりました。 Continue reading »