Monthly Archives: 3月 2013

「地域日本語教育〈起業家〉育成講座」から「巻き込むことの大切さ」を学ぶ(24年度文化庁委託事業)

 

キーワードを出し合って・・・

キーワードを出し合って・・・

地域日本語教育〈起業家〉育成講座」は、平成24年度文化庁「生活者としての外国人」のための日本語教育委託事業として実施されました。これは、浜松にあるCRIATIVA主催の講座であり、グローバル化が進む中で、地域の課題解決を目指し、それに取り組むことができる人材を育てることを目的として始まりました。受講生の自主性・創造性を重視し、ともに学び、ともに活動することをモットーにして開かれた講座であり、講座後半では、受講生がグループを作り、地域社会で実際に教室を立ち上げるという「大仕事」が企画されていました。 Continue reading »

2012年度のアクラス研修一覧(公開講座のみ)(2012.6~2013.3)

2012年3月に「一般社団法人アクラス日本語教育研究所」を立ち上げて、ちょうど1年になります。アクラスを「出会いの場」「対話の場」にし、さまざまな教師研修、著者との対話などを実施してまいりました。こうして、活発に活動を行うことができたのは、ひとえに皆様のご協力のおかげと、心より感謝しております。今後も、非営利団体として、さまざまなネットワーク作りを目指していきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

2012年6月~2013年の公開アクラス研修一覧  
   アクラス研修(公開分のみ)2012.6~2013.3

「『できる日本語』で多様な教育実践を!」のご報告(3.17)

まずはコンセプトの確認から・・・

まずはコンセプトの確認から・・・

3月17日、アクラス研修「『できる日本語』で多様な教育実践を!<実践者&著者、大集合!>」が行われました。

使っている機関、対象者、授業の形態はさまざま、使い方も実に多様でした。また、4月からの使用を予定している方や、今後の使用を検討している方も参加してくだいました。まずは、各自の課題をあげ、「自分だったらこうする」という実践例の紹介などを、参加全員でワイワイと紹介しあった3時間でした。ご自身の実践に基づく中身の濃いやり取りを、ここに再現できないのが残念ですが、当日出た意見・やり取りなどを幾つか皆さまとシェアしたいと思います。 Continue reading »

アクラス著者との対話「チュウ太の虎の巻』(著者:川村よし子氏)

4月のアクラス研修のお知らせです。 お知らせ:2013年4月アクラス研修docx

今回は「チュウ太君の母」である川村よし子さんに、「介護・看護の日本語における活用法についてお話し頂きます。

◆著者:川村よし子(東京国際大学言語コミュニケーション学部教授)

◆著書:『チュウ太の虎の巻―日本語教育のためのインターネット活用術

      ~介護・看護の日本語における「チュウ太」のおいしい使い方~

◆日時:2013年4月13日(土) 16時~18時  Continue reading »

『たのしい読みもの55 初級&初中級』出版~「できる日本語」シリーズ、2桁に!

 

たのしい読みもの表紙2

たのしい読みもの表紙2

『たのしい読みもの55 初級&初中級』が3月22日に出版されます。多くの方から「読解教材の初級はいつ出るんですか」というご質問を頂きました。いろいろ考えた末「初級」と「初中級」を合体した形で出版することにいたしました。そのために、長いことお待たせする形になってしまいました。

本書では、3つの柱を立てました。

)接触場面での読みを大切にする。

2)「読み」から生まれる多様な対話を大切にする。

3)自律的な学習につなげる。 Continue reading »