今年もどうぞよろしくお願いいたします!

皆さま

 

2022年サイト用の年賀状明けましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年は、一昨年に引き続き、コロナ禍の中で、みんなで力を合わせて頑張った1年となりました。

一日も早く、海外の方々が自由に来日できる日が来ることを願っています。

 

アクラスでは、昨年末より新しいサイトの構築に力を注いでおります。

少しでも見やすい形で、皆さまに情報や現場からの声などをお届けしたいと思い、作成しているところです。

なお、これまでのサイトにある記事もすべて見ることができますが、新サイトに、項目別に「旧サイト抜粋」としてアップいたします。どうぞご活用ください。

 

昨年末には、多くの方々とご一緒に、『できる日本語10周年記念イベント」を実施することができました。サイト「できる日本語ひろば」<特設ページ>にも、さまざまな記事・動画などを載せています。どうぞご覧ください。

  http://www.dekirunihongo.jp/?page_id=1666

   ※1月2日には、「日本語ジャーナル」に記事が掲載される予定です。

 

アクラス日本語教育研究所も今年10周年を迎えます。ここまでやって来られましたのも、皆さまのお力添えのお陰です。心より感謝しております。

これからも、これまでやってきたことを大切にしながら、さらに新たなことにチャレンジしていきたいと思っています。

 

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

のしろ便り(2)幼児から高齢者まで、みんな学び合う仲間達 ~北川裕子さんが創り、育て続ける学びの場~

 12月20日から22日にかけて、能代に滞在しました。「のしろ便り(1)西っ子は、多文化共生社会創りの先駆者になれる!~渟城西小学校の藤田校長との対話~」に続いて、「のしろ便り(2)」をお送りします。 Continue reading »

のしろ便り(1)「西っ子は、多文化共生社会創りの先駆者になれる!」 ~渟城西小学校の藤田校長との対話~

2020年12月に『『外国にルーツを持つ女性たち 彼女たちの「こころの声」を聴こう!』(以下、「こころの声」の本、とします)を出してから、一度も能代に行くことができないまま1年が過ぎ去ろうとしていましたが、やっと12月20日に能代入りすることができました。 Continue reading »

イーストウエスト日本語学校俳句コンテスト~未入国の学生さんとの対話を楽しむ~

今年もイーストウエスト日本語学校では、各クラスで俳句授業が行われ、その後クラス代表句が出され、校内俳句コンテストとなりました。 Continue reading »

「多様性のあるやさしいまちを目指して」 ~第9回 なかの多文化共生フォーラム」に参加して~

12月8日(水)に、「第9回なかの多文化共生フォーラム~多様性のあるやさしいまちを目指して~」が行われました。 Continue reading »

 秋田県国際交流協会30周年記念式典で、「のしろ日本語学習会」表彰、「多文化共生作文コンテスト」では、俊博君優秀賞!

11月14日の日曜日、秋田市のホテルにて「秋田県国際交流協会設立30周年記念式典」が行われました。 Continue reading »

中国残留孤児四世の俊博君(高校1年)、スピーチコンテストで最優秀賞! ~「私の望む多文化共生社会」~ 

11月7日の日曜日に、秋田ユネスコ協会主催の「外国人による日本語スピーチコンテスト」が行われました。 Continue reading »

Web雑誌「日本語ジャーナル」3回連載「できる日本語10周年記念企画」

WEBジャーナル「日本語ジャーナル」に<できる日本語10周年記念企画>が3回シリーズで連載されました。

 

2021.10.7  第1回 日本語教育の流れと『できる日本語』
   *コロナ禍で問われる日本語教育に対する姿勢
   *10年間の日本語教育の大きな動きと『できる日本語』
                                                                       ・
2021.10.24 第2回 「できる日本語」に集う仲間たち

https://nj.alc-nihongo.jp/entry/20211021%E2%80%90dekirunihongo

     *教科書であり、人々が集う場でもある
     *『できる日本語』シリーズのラインアップ
     *各課ごとのプリントやテストが無料でダウンロードできる
                                 
2021.11.4 第3回  これからの10年と『できる日本語』
   *OPIと言語知識を融合させる
   *10周年イベントを2021年12月12日(日)にオンラインで開催
   【『できる日本語』10周年記念イベント(オンライン)】

 

 

◆    ◆    ◆

第3回では、10周年記念イベントのことを知らせてくださいました。改めて、ここにポスターを載せておきます。

10周年記念イベントポスター

わくわくしながら日本語を学ぶジエプさん~「らじおdeエキスポ」で「生春巻き」を紹介!~

先日、「らじおdeエキスポ」(9.27)に出演したヌリさん(韓国出身)の記事を書きました。 Continue reading »

日本語教育の参照枠(報告)が出ました!

2019年6月より、日本語教育に関わる人々が参照できる日本語学習、教授、評価のための枠組みとしての「日本語教育の参照枠」に関して審議が行われてきました。一次報告、二次報告の提示と意見募集の実施を経て、この度「日本語教育の参照枠 報告」が出ました。

 https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/hokoku/pdf/93476801_01.pdf

 

この報告書では、言語教育観の三つの柱が明記されています。

1.日本語学習者を社会的な存在として捉える

2.言語を使って「できること」に注目する

3.多様な日本語使用を尊重する

 

これはとても大切なことであり、報告書にしっかりと入れ込まれたことは、意義あることだと考えます。

また、評価の三つの理念も明記されています。

1.生涯にわたる自律的な学習の促進

2.学習の目的に応じた多様な評価手法の提示と活用推進

3.評価基準と評価手法の透明性の確保

 

最後に「はじめに」の一部を引用しておきたいと思います。

 

今後、本報告が国内外の多様な日本語教育の現場において日本語教育の共通の指標として参照され、多様な日本語教育の現場で用いられ、国内外の日本語教育関係者や日本語学習者がお互いの教育実践をめぐる知見を共有し連携することにより、日本語教育の質の更なる向上が図られ、もって共生社会の実現に寄与することを望みます。

また、日本語教育関係者及び外国人等と共に暮らし働く人々が、日本語能力評価に関する理解を深めていただく一助となることを願います。同時に、多様な日本語教育の目的に応じた質の高い日本語能力の評価方法が開発され、適切に実施され、より良い日本語の能力判定の方法が普及することにより、日本語を学ぶ方々にとって役立つこと、日本語教育の一層の推進に寄与することを望むものです。

参照枠概要

 

 

 

言語教育観