『たのしい読みもの55 初級&初中級』出版~「できる日本語」シリーズ、2桁に!

 

たのしい読みもの表紙2

たのしい読みもの表紙2

『たのしい読みもの55 初級&初中級』が3月22日に出版されます。多くの方から「読解教材の初級はいつ出るんですか」というご質問を頂きました。いろいろ考えた末「初級」と「初中級」を合体した形で出版することにいたしました。そのために、長いことお待たせする形になってしまいました。

本書では、3つの柱を立てました。

)接触場面での読みを大切にする。

2)「読み」から生まれる多様な対話を大切にする。

3)自律的な学習につなげる。

根底には、日本語による「読むこと」を通して、人と人とがつながり、より豊かな生活が送れることをめざしています。この考えにもとづき、本書に収められた55本のアイテムは、次の2つに分けて作られています。(もっとたくさんアイテムがあったのですが、<「55」=ゴーゴー!>ということから、「55本」に絞りました。

第1部「日本で暮らす」

学習者が日常生活で目にするであろう文字情報の中からどのように情報を得るかが、タスクの中心です。メニューやガイドブック、チラシ、パンフレット、メール、ポスター、ホームページなど情報を扱う媒体はさまざまです。レベルを考慮し、実際の物を教材用にアレンジしてあります。
日本で暮らす学習者には日本での生活がより快適なものになるように、海外の学習者には日本への関心が高まるように考えられています。

第2部「日本を知る」

学習者が読んで楽しむことができる、読んだことで周りの人々とのよりよいコミュニケーションにつながることを考えて書かれた読み物です。昔から知られているお話や「へえ、そんなんだ!」と新たな発見があるような情報系の話題を扱っていまs。日本の社会や文化を知り、また、単に読むことだけに終わるのではなく、「自分だったらどうするだろう」と考えたり、周りの人と読んだことについて感想や経験を共有したり、発展的な活動にもつながる内容です。
また、アイテムを朗読したCDが付いています。読むことだけではなく、聞くことも楽しむことができます。

人とつながる力を養い、対話によって自己の考えを深めていけるような「新たな読み」を初級の授業から取り入れてみませんか。

※付属CDには、「日本を知る 1~28」の音声が収録されています。CDのA面には日本を知る1~20、CDのB面には、日本を知る21~28に加え、特別付録として桂扇生「まんじゅう怖い」が収められています。本物の落語に触れてみる良いチャンスです。「いつかはこの落語を聞いて笑えるようになりたい!」というのも、学習者の学習意欲を高めることに繋がります。

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