2001年に『ACTFL-OPI入門』が出てからというもの、OPIを学びたい人にとって大切な存在になっていたのですが、絶版となってしまいました。そこで、『新OPI入門』を出版するべく、2015年8月、ヨーロッパ日本語教師会が開かれていたボルドーにて、≪牧野・鎌田・嶋田≫によるトレーナー会議を開催し、取り掛かったのですが~~~。なかなか焦点を絞るのが難しく、アメリカで活動していらっしゃる三浦トレーナーにも加わっていただき、やっと2020年2月に出版の運びとなりました。サブタイトルを「テスティング、教育、研究に生かす」とし、OPIそのものの説明、教育・研究への応用など、さまざまな視点から作り上げました。「著者からのメッセージ」を見ていただくと、そのことがお分かりいただけると思います。どうぞご活用ください。
https://www.bonjinsha.com/goods/detail?id=13239&pt=1
序章: OPIの概略を知ろう(牧野成一)
第1部:OPIの理論と実践を学ぶ
第1章 OPIのすがた(鎌田修)
第2章 OPIのインタビューを学ぶ
~インタビューと判定の留意点(三浦謙一)
第2部:OPIを教育、研究に生かす
第1章 教育現場に生かすOPI
~試験開発と教材開発を例として(嶋田和子)
第2章 教師の成長を支えるOPI
~教師が変われば、授業が変わる(嶋田和子)
第3章 研究に生かすOPI
~OPIデータが語る日本語習得の過程(奥野由紀子)
第4章 研究に生かすOPI
~コーパス化とその活用(李在鎬)
終章:OPIの過去・現在・未来(三浦謙一)