国際交流基金日本語国際センターより、東南アジア5か国に関する日本語教育に関する調査報告書が出されました。
タイトル:「21世紀の人材育成をめざす東南アジア5か国の中等教育における
日本語教育―各国教育文書から見える教育のパラダイムシフト―」
5か国: インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア
上記5か国での日本語学習者数の伸びは著しく、その多くが中等教育で学ぶ学習者です。調査報告書の「はじめに」には次のように書かれています。
この25年間の世界の日本語教育の変化の中で、とりわけ特徴的なことは、
中等教育における日本語教育が著しく発展を見せてきたことです。
中等教育では、それぞれの国の教育政策に基づき展開されていることから、
そこでの日本語教育を捉える際には、現地の教育の動向を知る必要があります。
なお、この調査報告書は、ネットでもダウンロードできますので、ぜひご覧ください。英文と和文の両方用意されています。
http://www.jpf.go.jp/j/project/japanese/teach/research/five_southeast_asia/index.html
参考:2012年度海外日本語学習者数のランキング
①中国 1,046,490人
②インドネシア 872,411人
③韓国 840、187人
④オーストラリア 296,672人
⑤台湾 233,417人
⑥米国 155,939人
⑦タイ 129,616人
⑧ベトナム 46,762人
⑨マレーシア 33,077人
⑩フィリピン 32,418人
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