昨年8月18日に、第1回日韓すくすく子ども教室を実施しました。
<日韓すくすく子ども教室第1回>(2020.8.18実施)」
「ぜひ第2回を!」ということで、3月27日に第2回を行いました。今回は、皆さんZOOMにも慣れてきたので、沼津日本語学院に集まるのではなく、ご自宅からの参加となりました。子ども達10人に、お父さま、お母さま、そして、4人の日本語教師……総勢19人での実施です。
韓国:新3年生=1人 新5年生=1人
日本:新1年生=2人 新3年生=5人 新4年生=1人
今回のプログラムは、以下のとおりです。今回も、子どもさん達が「自分たちに出来ること」を考え、準備をしてくれました。また、日本の子ども達は、「日本語を習い始めたばかりの<韓国の友だち>が分かるように話そう!」と、心がけていたことも、素晴らしい進歩でした。
1.みんなで:「ごあいさつ」
久しぶりに会えて、みんな最初からニコニコ顔でした。今回初めて
参加する日本の子どもたちは、最初はちょっぴり緊張していました
が、しばらくすると、すっかりリラックスモードとなりました。
2.韓国:『わたしのワンピース』
絵本を見せながら、歌ってくれました。この絵本は、韓国でも大人
気だそうです。
3.日本:『おおきなかぶ』
し、「きっと韓国の友だち」も分かってくれるだろう」と、選んだ
そうです。みんなで上手に絵本を読んでくれました。
4.みんなで:歌「いぬのおまわりさん」
韓国で日本語を教えていらっしゃる阿部先生から、こんなお話を伺いま
した。「今、韓国でも「いぬのおまわりさん」が大人気なんですよ。それは、
乃々佳ちゃんが歌う姿が、とっても可愛いので、あっという間に……」。
ということで、日本と韓国の子どもたちみんなで「いぬのおまわりさん」を
歌いました。
※「第35回童謡こどもの歌コンクール:こども部門」(2020.12.26)で、
乃々佳ちゃんは、銀賞をもらいました。ぜひYouTubeでご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=othD6L2GTwQ
5.日本:けん玉作りとけん玉遊び
今回は、「すぐに出来て、楽しく遊べるもの」を考えた結果、「けん玉」を
取り上げることにしました。けん玉は、韓国の学校でも「日本の文化」の紹
介として習っていたので、韓国の子どもさん達もノリノリです。アルミホイ
ル、紙コップ、ひもを使って作り方を説明し、出来上がったら、あとは好き
な絵を描いて出来上がり!こんな手作りおもちゃで、遊ぶ姿は、すてきですね。
6.韓国:韓国の学校の紹介
第1回が終わってすぐに、「ぜひ今度は、韓国の学校の様子を知りたい」と
いう日本の小学生からの希望があり、「学校紹介コーナー」が出来ました。
終わってから、次々に質問が出てきて、10分の予定が、なんと20分に!
日本語を習い始めて1年というカウンちゃんが、日本語で説明してくれたこ
と、自分で絵を描いて分かりやすく準備してくれたことにも、感動していま
した。
・
7.日本:日本の学校の紹介
三島にある「さか小学校」に通う子どもさん達は、みんな仲良し。一クラス
の生徒の数の少なさにも、カウンちゃん、シヒョンちゃんは驚いていました。
1年生=8人、2年生=8人、3年生=13人、 4人生=14人
学校生活は、子ども達にとって共通のテーマであり、お互いに「知りたい!」
という気持ちが沸き起こってくるのが分かります。
8.阿部先生:韓国語レッスン
最後は、阿部先生による韓国語レッスンです。まずは、「歌で学ぶ韓国語」
です。なぜか韓国語の「飛行機(비행기)」という歌は、「メリーさんの羊」
のメロディー、これなら日本の子どもたちもすぐに歌うことができます。カ
タカナを見ながら、楽しそうに歌っていました。
そして、最後に、簡単な韓国語の言葉を嬉しそうに覚えていました。
カムサハムニダ(감사합니다)
コマウォ(고마워)
チヨアヨ(좋아요)
90分の予定が、ちょっと延びてしまいましたが、みんな大満足。「もっとやりた~~い!」という声が上がりましたが、「第3回をお楽しみに!」ということで、幕を閉じました。
オンラインだからこそできる「日韓こども交流会」、次はどんなアイディアを出してきてくれるのでしょう。今からとても楽しみです。
日韓の子どもさん達、そして韓国から参加なさったイさんとパクさんからも、感想文が送られてきました。許可を得て、そのままPDFで載せさせていただきます。
【韓国から参加】
【日本からの参加】