12月アクラス研修は、著者との対話です。『日本語教師のためのCEFR』(2006、くろしお出版)を取り上げ、著者の奥村三菜子さんにお話していただきます。今、さまざまな形でCEFRが注目を浴びていますが、言葉だけが一人歩きしている感があることも否めません。ぜひ、CEFRがめざしていることを理解し、どう教育実践に生かせばいいのかについて、ご一緒に考えていきたいと思います。
お知らせ → 12月研修『CEFR』
日時:2019年12月15日(日) 13時~15時
今回は、終了後オフィスにて、懇親会をいたします(参加費無料)。
著書:『日本語教師のためのCEFR』
講師:奥村三菜子(鹿児島キャリアデザイン専門学校 非常勤講師)
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著者からのメッセージ
今、日本国内では、新学習指導要領にも、大学入学共通テストにも、
日本語教育機関の告示基準にも「CEFR」という単語が飛び交ってい
ます。ですが、どれを見ても、CEFRの開発者たちの意図や目的から
は大きくズレた用いられ方をしている様子が伺えます。CEFRは一体
何を目指しているのか? CEFRが考える「ことば」とは何か? CEFR
が考える教育とはどのようなものか? そこで求められる教師の役割
は何か? こうしたCEFRの根幹を正しく理解した上で、私たちの教育
実践のどこ/何にCEFRが役に立つのかを考える一助となればと願って
おります。