8月17日、OPIミニミニ入門講座を実施しました。毎年8月に実施しているのですが、今年も希望者が多く、お知らせを出して半日ほどで満席となりました。改めてOPIに対する関心の高さを痛感致しました。
毎年記事を書いていますので、今回は、ちょっと違う「声」をお届けしたいと考え、参加なさった方に以下のようなメモを書いて頂きました。いくつかご紹介させて頂きます。
今年の資料:
①ハンドアウト → OPIミニミニ入門講座2015.8.17
②受講生にお願いしたシート
A:OPIミニミニ入門講座スタート前の気持ち
・OPIの何を知りたいのか?
・OPIをどう活用したいのか?
・OPIでどう変わりたいのか?
↓
B:講座終了後の気持ち
・どう変わったのか(変わらなかったのか)?
・今後、どのように活かしていけると考えているのか?
(1)
A:OPIはずっと気になっていたのですが、正式に学ぶには、時間もお金も(?)決心がつかず、今に至りました。そんなとき、アクラスのご案内で、ミニミニOPI入門講座の案内を頂き、これなら私でもすぐにできると申込みました。初めて学ぶOPIにワクワクしています。
↓
B:「目からうろこ」でした。OPIは私にとって「敷居が高い」ものでしたが、今日の嶋田先生のミニミニ講座
を受けて、ギュッと凝縮されたOPIについてのセミナーが受けられて、本当にラッキーでした。まだ4日間のOPIの本格的なセミナーを受ける用意はないのですが、今日の嶋田先生のお話しから、多くの学びがあり、自分の現場で活かせるヒントがたくさんありました。嶋田先生の「質問力」「コメント力」を見習って、次回クラス分けのインタビューがあるので、そのときに応用させて頂きたいと思います。
今日は多くの学びと気づきを本当にありがとうございました!!
(2)
A:
・会話の授業やプライベートでOPIを活用できるようになりたい。
・日本語学校の会話テストを”OPI” で行うので、基礎をきちんと学びたいと思った。
・今まで自分なりに工夫してきたことが、OPIの考え方から見てどうなのか検証したい。
↓
B:
・これまでは団体旅行のガイド役のようにクラスを誘導してしまっていたので、明日からは「側に付き添う案内
人」を意識しようと思う。
・ベトナムの学生は個人的に話しかけられるととても嬉しそうな顔をする。ベトナムonlyのクラスにもっともっとOPIの考えを取り入れていきたい。
・質問力とあいづちがこれからの課題!
明日からの授業が楽しみになりました。
ありがとうございました。
(3)
A:OPIの詳細を知りたくて参りました。現在働いている日本語学校の授業でも、OPIの要素を取り入れられればと考えております。私自身も脱マンネリにも役立てられたら思います。
↓
B:学生の持っている力を十分に引き出せていなかったかもしれないと反省することができました。
また、学生1人1人の[i]は違うということを改めて考えるきっかけになりました。
今後は質問力、コメント力を実が気、学生の見えない力をどんどん引き出して、私も今まで以上に楽しみながら、学生の満足度につなげられたらと考えます。
また、来月校内の講師会で1人1人発表があるので、今日学んだことを校内の先生方と共有したいと思います。
今日は参加できて、とてもよかったです。
ありがとうございました。
(4)
A:学生の口頭表現の評価を的確に図るには・・・?と日々悩んでいます。長年OPIの存在を知りながら、なかなか向き合って勉強できなかったので、本日、思いきってきてみました。不慣れなのでドキドキしています。
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B:学生の話を聴く姿勢、共感力をもって臨む。→これは授業、研究にも活かせる!
主観を用いずに、判定に臨む。
※授業の中で、学生の発話の引き出しに活かしていきたいと思います。
人と接する心がまえについても学んだ気がします。
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