今年も新モンゴル高校では、サマースクールに参加希望者を募集しています。今回の担当者は、昨年から新モンゴル高校に勤務していらっしゃる中村珠美さんです。では、中村さんのメッセージをお伝えします。

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皆様、はじめまして。

モンゴルのウランバートルにある新モンゴル高校で日本語教員をしている、中村瑛美と申します。

今日は、この場を借りて本校の日本語夏期講習「サマースクール」のご案内をしたく、嶋田先生にお願いしました。

新モンゴル高校サマースクール①

本校では毎年7月下旬から8月下旬までの1ヶ月間、日本への留学を目指している生徒を対象にサマースクールを実施しています。サマースクールとはモンゴルウランバートルにある新モンゴル高校を舞台として、「互いに学び、伝え合い、共に生きる未来を創造していく」ことを目的とした共同学習で、国の発展のために日本留学を目指す生徒にとって日本語能力を伸ばし夢に一歩近づく機会になっています。また、日本語だけでなく、人権や環境の授業を通して社会問題に目を向け、生徒だけでなく日本からの学生や先生方も共に様々な体験をすることで、ひらめきや新しいアイディアの発見、具体的な目標を見つけ自ら考え行動できる力をつけられるような共同学習を目指しています。

このサマースクールの実施団体は、モンゴル（Mongol）と日本（Japan）との間に虹（Rainbow）を架けるという意味を持つ「MrJ」です。日本人とモンゴル人の留学生が中心となったグループが中心となって日本で教材や教案などを作成し、実際にサマースクールで教えています。

現在、そのメンバーとして教材作成や授業案作成、そして実際にモンゴルで教えたいという方を募集しています。モンゴルや共生学習、国際交流や発展途上国の教育に興味があり、夢のある生徒と一緒に学びたいという方、長く活動に関わりたいという方を募集しています。日本語教育の経験や年齢は問いません。８月の１ヶ月間モンゴルで活動するメンバー（派遣メンバー）は今まで大学生が多かったですが、大学生以外の方でも可能です。

新モンゴル高校の生徒は明るく素直で、大変日本に興味を持っています。サマースクールで日本から来た学生や先生と１ヶ月勉強できるのを楽しみにしています。彼らとは１ヶ月の付き合いではなく、日本留学を果たしサマースクールのときに教えてもらった先生に再会した卒業生もいます。もちろん私のような日本人教員も参加しますが、派遣メンバーの先生の力があるからこそ、日本語能力がさらに伸び彼らの夢の実現につながっていると考えています。

活動についての詳細は募集要項をご覧ください。現地派遣メンバーの募集も５月２２日まで受け付けております。

興味を持った方はまずご連絡ください。

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今年度の資料

①新モンゴル高校サマースクール募集案内(2015)

                →　サマースクール募集案内-2015

②サマースクール派遣メンバー個人調査書（2015)　

　　　　　→　SS個人調査書SS15

参考：

◆「新モンゴル高校」、サマースクール参加者募集（2014.5)

新モンゴル高校サマースクール③

        http://www.acras.jp/?p=2956

◆日本式の教育をめざす「新モンゴル高校」を訪ねて

～「国づくりは、人づくり」から(2014.3)

http://www.acras.jp/?p=2545

 

新モンゴル高校サマースクール③