2月4日に厚生労働省より「外国人介護人材受け入れの在り方に関する検討会中間まとめ」が公表されてから、いろいろな新聞報道があり、さまざまな角度から議論されてきました。
公益社団法人日本語教育学会では、2月6日には以下のような会長声明をホームページに載せましたが、その後もいろいろ話し合いを進めてきました。
◆会長声明「技能実習生としての外国人介護人材の受け入れについて」(2月6日)
http://www.nkg.or.jp/oshirase/2015/kaichoseimei.pdf
そして、4月6日には、厚生労働副大臣に要望書を提出し、記者会見を行いました。
要望項目は以下の3点です。詳しくは、学会ホームページのトップページにある記事を覧ください。http://www.nkg.or.jp/
(1)日本語能力試験の「N4程度」とある、受け入れ時の日本語要件は、抜本的に見直す。
(2)実習開始後の日本語能力の向上は、本人や施設に任せるのではなく、公的な枠組みで担保する。
(3)今後の議論に日本語教育の専門家を加え、専門的な知見を実効性のある制度設計に活かす。
【参考】(学会ホームページよりPDFを抽出しました)
◆日本語教育学会から厚生労働副大臣に要望書を提出(2015.4.6)
http://www.nkg.or.jp/oshirase/2015/20150407kaigo.pdf
◆要望書(「技能実習生としての外国人介護人材受け入れにおける日本語要件と日本語教育に関わる要望書」)
http://www.nkg.or.jp/oshirase/2015/20150402kaigo_yobosho.pdf
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