7月10日~12日の3日間、シドニー工科大学にて「日本語教育国際研究大会」が行われました。シドニーでの開催は、2009年に続き、2回目となります。今回の大会の特徴としては、「全豪日本語教育シンポジウム」との同時開催であること、また、シドニー地域の6大学の協働によって準備・運営が進められたこと等が挙げられます。大会運営委員長はニューサウスウェルズ大学のトムソン千尋先生、会場はシドニー工科大学、そして6つの大学の先生方、学生さんによる大会運営……と、「つながり」を大切にした大会となりました。(6大学=ニューサウスウェルズ大学、シドニー工科大学、シドニー大学、西シドニー大学、ウーロンゴン大学、マッコーリ大学)
実施が決定してから開催まで1年半という短期間での準備・運営となりましたが、見事なチームプレイで充実したシンポジウムとなりました。3本の基調講演、5人の講演者による日本語教育講演シリーズ、パネルディスカッション、口頭発表、ポスター発表と、多様なプログラムが展開されました。プログラム等は、以下のURLをご覧ください。
https://icjle2014.arts.unsw.edu.au/jp/
閉会式では、次の日本語教育国際研究大会は、「2016年、インドネシアのバリ島」というアナウンスがありました。インドネシア日本語教育学会の会長であるアグスさんから、閉会式で使われたパワーポイントを送って頂きましたので、どうぞ皆さまご覧ください。再来年、ぜひ「インドネシア国際研究大会」に参加しましょう!
日本語教育国際研究大会は、インドネシアでの開催はもちろん初めてですが、東南アジアでも初めての実施となります。アグスさんから頂いたメールには「国際研究大会を開くことは、私たち、インドネシア人の『夢』です」と書いてありました。そして、これを機会に、インドネシア国内の日本語教育熱をさらに高め、またさまざまな国・地域と「つながる」ことを目指して、作り上げていきたいと熱く語っておられました。
では、どうぞアグスさんからの「紹介パワーポイント」をご覧ください。
次回開催地の紹介パワポ→2016年開催地について(2014.7.12のパワポ)
※2016年のいつになるかは未定です。決まり次第、お知らせ致します。
また、ご丁寧に、閉会式でのご挨拶文もお送りくださいました。ここにご紹介したいと思います。
アグスさんからのメッセージ → アグスさんからのメッセージ(閉会式でのご挨拶)docx
アグスさんのパワーポイントより(第8スライド)
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