「日本語教育の推進に向けた基本的な考え方と論点の整理」(文化庁文化部国語課)

文化審議会国語分科会日本語教育小委員会の中の「課題整理に関するワーキンググループ」が取りまとめた報告書があります。この42目ページにわたる報告書は次のURLから読むことができます。http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/bunkasingi/pdf/suishin_130218.pdf

日本語教育の推進に向けた基本的な考え方と論点の整理について2013.2.18

日本語教育の推進に向けた基本的な考え方と論点の整理について2013.2.18

この報告書を簡単に見やすくまとめた冊子が、文化庁文化部国語課から配布されています。各日本語教育機関にも郵送されましたが、より広く皆様に知っていただきたいと思い、ホームページにてお知らせいたします。

表紙と、日本語教育推進の「11の論点」を1ページにまとめたものをお送り致します。残りの6ページは、、どうぞ実物を手に取ってご覧ください。

「生活者としての外国人」に対する日本語教育については、日本語教育小委員会において4年間わたり、計画的に検討、取りまとめが行われました。しかし、まだまだ課題は山積みです。こうした課題を、今、みんなで一緒に力を合わせて考えていくことが求められています。

こんな声をよく耳にします。

「今はいろいろ大変だけれど、今が日本語教育が大きく変わる大きなチャンスですよね」

「今、変わらなければ、あと10年は、変化が難しい。このまま<失われた10年>を迎えることになるのが日本語教育」

「ボランティア任せの地域日本語教育支援は何とかしなければ!そのためには国・自治体・・・いろんなものを巻き込んでいかないとね」

そうです!! 「仕方がない」と現状を諦観するのではなく、みんなで課題に向き合い、現状をしっかりと把握し、そして次のステップに向けて動き出すことが求められているのです。

ちょっと報告書に目を通してみていただけませんか。そして、まずは周りの方々と「対話」を始めてください。さまざまな分野・領域の方々と、定住外国人の方々と・・・・・・多様な方々との「対話」から素敵なアイディアが生まれ、新たな方向性が見えてきます。

日本語教育・支援にとって、今は大変な時期です。でも、だからこそ楽しく、やりがいのある時期であるとも言えるのではないでしょうか。

日本語教育推進の「基本的な考え方」と「11の論点」

日本語教育推進の「基本的な考え方」と「11の論点」

 

 

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