第3回アクラスZOOM寺子屋「海外にルーツを持つ子ども支援の現状と課題~共生社会に向け、今私たちがすべきことは」(田中宝紀さん:2020.6.24)

第3回アクラスZOOM寺子屋のお知らせです。新型コロナウイルス禍で、急遽オンラインによる「アクラスZOOM寺子屋」を始めたのが5月はじめでした。スタート時点では、一時的なものとして考えていましたが、さまざまな理由から、今後のアクラス研修もオンラインで実施することにしました。走りながら、今後の「あり方」については、皆さまのご意見をいただきながら、考えていきたいと思います。

 ・

第3回は、2020年4月に「オフィスでの対面研修」として以前より予定していた「子ども支援」についての研修です。このあたりで一度立ち止まって、じっくりと「社会で何が起こっているのか。私たちはさまざまな課題にどう向き合えばいいのか。私たちがすべきことは何か」について考えてみたいと思います。

 

日時:2020年6月24日(水) 18時~19時30分

(※終了後、30分程度、オンライン懇親会とします)

講師:田中宝紀氏

NPO法人青少年自立援助センター定住外国人支援事業部

定員:23名

   ◆   ◇   ◆

                    

講師からのメッセージ

外国人人材受け入れ拡大に伴い、長年、社会的に見えない存在であった海外にルーツを持つ子どもたちの存在にも光が当たり始めています。国の施策も拡充されはじめ、公的支援の充実に向けて動き始めていますが、その支援がすべての子どもたちに届くようになるまでにはまだ長い時間が必要です。また、家庭環境や経済状況など、海外にルーツを持つ子どもの背景には多様性があり、教育以外でも決め細やかなニーズへの対応が求められますが、ほとんどが手付かず、と言ってよい状況です。このような状況の中、これから先の共生社会に向けて現時点で私たちにできることは何でしょうか。みなさんと共に、一緒に考えて行きたいと思います。

第3回田中さん

 

 

Comments are closed, but trackbacks and pingbacks are open.