アクラス特別研修(6月22日)「『視覚障害を持つ学習者』に対する日本語教育を考える」(北川幸子)

6月22日(水)に、特別アクラス研修を実施します。これは、今年4月から視覚障害を持つ学習者に日本語を教えることになった先生からの相談を受けて考えた研修です。ちょうど京都外国語大学で1年間視覚障害を持つ学習者に教えていらした北川幸子さんが東京にいらしたこともあり、急ぎ研修をお願いすることになりました。

 

今回の研修は、いつものアクラス研修とは異なり、先着順でホームページより申込みをするという方法でなく、直接アクラス事務局にお申込みいただきます(アドレス:general@acras.jp)。電話での申込みは受け付けておりません。どうぞお間違いのないようにお願い致します。

 

お知らせ: アクラス特別研修「視覚障害を持つ学習者に対する日本語教育』を考える (

 

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「『視覚障害を持つ学習者に対する日本語教育』について考える」

 

◆日時:2016年6月22日(水) 16時~18時

◆講師:北川幸子(神田外語大学留学生別科講師)

◆対象:現在、視覚障害を持つ学習者を教えている方/かつて教えた経験がある方/

     これから教える予定がある方など

 

 講師からのメッセージ

2013年の秋から約一年間、視覚障害のある留学生に日本語を教えた経験から、現在も視覚障害のある日本語学習者への教育について研究を続けています。

例えば北米の大学ではさまざまな障害をもつ学生がインクルーシブな環境の中で当たり前のように教育を受けています。日本ではこの4月から「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が施行され、彼らの学びの機会を保障し、必要な合理的配慮を提供していくことが義務化されました。

視覚障害のある学生が留学生として皆さんの教室へやってきたら、どのように対処すればいいのでしょうか。最初は誰しもとまどいますが、一度経験すれば、学習者をよく知り、教え方を工夫するという、日本語教師なら誰でもやっていることをすればいいのだということに気づきます。触覚や聴覚を活用した、彼らの学び方を生かす教育について一緒に考えてみませんか。ご参加お待ちしています。

 

 

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