これまで『できる日本語』を使った４２０時間の養成講座はありませんでした。教材分析などでは取り上げていただいていましたが、『できる日本語』を使って教育実践を行う長期養成講座はありませんでした。これまで多くの方からご質問、お問い合わせを頂いていますので、ホームページでご案内いたします。４２０時間の「基礎課程」に加え、３２時間の「専攻課程」も設けられています。これは、各受講生に修了担当官（メンター）が付き、実技・演習を中心として「教師力を高めること」を目標にしたコースです。私も基礎課程と専攻課程の両方で講座を担当致します。皆さまと「日本語教育の面白さ、楽しさ、可能性」についてお話しできることを楽しみにしています。

浜松日本語学院では、２０１５年４月より『できる日本語』を使い始めました。はじめは、これまでの言語教育観に捉われていたり、コンセプトが明確に分かっていなかったりと、若干の混乱はあったようですが、見事に「対話」を軸にした実践を通して「人とつながる日本語教育」を実現していきました。これからも地域の方々、企業、国際交流団体、教育機関などとの連携を図った実践がさらに進められていくことでしょう。

なお、『できる日本語』を使いたいと思っている（使っている）けれど、使い方がよく分からないという方は、浜松日本語学院の授業見学も可能とのことです。

＜松葉優子さん（matsuba@hamasen.ac.jp）までご連絡ください。＞

今後、こうした『できる日本語』を使った養成講座が東京など他の地域でも開設され、皆さまのご希望にそえることを願っています。

■場所：浜松日本語学院　http://www.hama-jlc.com/

■基礎課程（４２０時間）

水曜日夜２コマ（１８：００～２１：００）

土曜日４コマ（９：００～１２：００、１３：００～１６：００）

２０１６年６月８日（水）～２０１７年３月５日（土）

■専攻課程（３２時間）

水曜日（最終日は土曜日）

２０１６年６月１日（水）～８月３日（水）　特別講演９月１７日（土）

■説明会

５月２１日（土）１３：３０～

浜松日本語学院８階

詳しくは、こちらをご覧ください。➡　http://hama-jlc.com/teacher/index.html