海外に飛び出してみませんか~「国際交流基金公募」のお知らせ

パンフレット国際交流基金は、「平成25(2013)年度海外派遣 日本語専門家 公募のお知らせ」を出しました。日本語上級専門家、日本語専門家、日本語指導助手の3つのカテゴリーに分かれています。写真のようなパンフレットを入手するのも一つの方法ですが、こちらのURLからダウンロードすることができます。http://www.jpf.go.jp/j/about/recruit/japan_25.html

最近、「日本語教師として、どうキャリアデザインを描けばよいのか分からなくなってしまった」「日本語教育の世界が今後どうなっていくのか、見えない部分があり不安だ」等と言った声をよく聞きます。確かに、さまざまな要因が複雑に絡み合った時代であり、先が読めない点が多々あります。

しかし、国内でも海外でも日本語教育の重要性は今後ますます高まってくると思われます。これだけ国や地域を超え、人・物・金が自由に動いている時代、「ことばの教育」はとても重要です。とはいえ、その多様化はさらに進み、新たな視点が求められてきます。そんな時だからこそ、チャンスがあれば、海外に出て、遠くから日本を眺め、日本語を見つめ直し、現地での日本語教育の多様性について触れてみることが大切なのではないでしょうか。

年齢、経験等、条件に合致する方は、小さな「迷い」を捨て、大きな「希望」に向けて、応募してみませんか。「最近の日本人は、海外に出たがらない」などというウワサを払拭したいものです。動けば必ず何かが起こります。自分自身に、周りに、そして日本社会に……。新たな可能性、新たなネットワーク、新たな言語教育観が生まれることは間違いありません。

 

 

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