津田塾大学「多文化社会における言語教育を考える―学内外の学習支援の連携」第一回

津田塾大学の「多文化社会における言語教育を考えるー学内外の学習支援の連携」が始まります。第一回は、以下のとおりです。

■日時  6月29日(土)13:00~14:30

■講師  中島和子先生(トロント大学名誉教授)

■タイトル 「多言語環境で育つ児童生徒の言語能力のとらえ方、測り方」

詳しくはお知らせをご覧ください。 → 千駄ヶ谷プロジェクト2013 第1回チラシ

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プロジェクト概要

現在、日本の在留外国人数は200万人を超え、多文化共生社会への模索が始まっています。先のプロジェクト(2009年~2010年度)では、現在の日本社会における言語教育の問題を、日本語教育、国語教育、英語教育、その他の外国語教育の連携という視点から探り、関係者が連携して研究・実践に取り組む足場を創ることをねらいとした活動を展開しました。

今回のプロジェクトでは、2011年度のプロジェクトに続けて、多言語環境にあって、自分の意   志では選択的に教育を受けることが難しい「子ども(初等・中等教育)」に焦点をあて、とくに、学内外の学習支援の連携を考えます。

第1回目は、子どもの言語教育を考える時、多くの人が手に取って参考にしてきた『バイリンガル教育の方法』の著者、中島和子先生をお迎えします。2010年には、中島先生編著の『マルチリンガル教育への招待─言語資源としての外国人・日本人年少者』(ひつじ書房)が出版されています。

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