4月27日(土)、昨年10月に日本語教育学会からテーマ研究会として承認された「看護と介護の日本語教育研究会」の第1回例会が開かれました。50名を超える参加者は、首都圏だけではなく、沖縄、広島、大阪など遠方からご参加くださった方もあり、活気溢れる第1回例会となりました。
講演は、聖隷福祉事業団で「外国人介護人材(EPA)」を担当している野村愛さんによる「聖隷福祉事業団でのEPA介護福祉士候補者の受け入れ」 でした。受け入れが始まる前から介護の日本語に関わっていた野村さんのお話は、実体験に基づく、よく整理されたお話で、参加者もうなづいたり、感嘆したり……。会場からもたくさん質問が出て、活発なやり取りがありました。
看護・介護の日本語は、今後ますます重要になってきます。ネットワークを構築し、さまざまな課題に向かって力を合わせていくことが求められています。看護・介護の日本語に関わっていらっしゃる方、関心をお持ちの方々、ぜひ本研究会にご参加ください。
研究会に関する規約等は、研究会のホームページをご覧ください。http://nihongo.hum.tmu.ac.jp/kangokaigoN-SIG/
参考:
第一回例会
日時:2013年4月27日(土)午後5時半から7時
場所:首都大学東京 秋葉原サテライトキャンパス
内容:
◆発会式と規約の確認・意見交換
◆講演
講師:野村 愛氏
(社会福祉法人聖隷福祉事業団 法人本部 人材開発部 外国人介護人材(EPA)担当
演題:「聖隷福祉事業団でのEPA介護福祉士候補者の受け入れ」
参加費:無料
※ 事務局:kangokaigo@gmail.com