京都大学の定延利之さんは、4月中旬に以下のような思いから「つなげよう『ちょっと面白い話』を始められました。
サイトには以下のように記されています。
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COVID-19のこのような感染拡大の中、多くの方々が苦しい状況に置かれています。私は毎日自宅で働いているうちに、妙な考えが頭に浮かびました。世界のさまざまな人たちに、いま、この状況の中で、ごく短い「ちょっと面白い話」を語ってもらい、そのビデオをつなげていこうというものです。我ながらバカバカしい企てですが、世界の人々のきもちを明るくし、冷静さを保たせるために、これは言語とコミュニケーションの研究者ができることの一つではないかと思っています。「ちょっと面白い話」のつながりがどこまで広がっていくか、わかりませんが、この「ちょっと面白い話」で世界の皆さんのお気持ちが少しでも晴れることがあれば幸いです。
http://www.speech-data.jp/chotto/ring/
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10月3日現在、34件の「話」がアップされていますが、これからもさらに「つながり」は広がっていくことと思います。
実は、私も、依頼を受け、9月に提出しました。テーマは「韓国語と私」です。
韓国語の「シマダ」(심하다)のことや韓国の方の名前のこと等から始めた韓国語学習、50代で出たスピーチコンテスト、そして『キムチと味噌汁』に纏わる話と、3つのことをお伝えしました。
http://www.speech-data.jp/chotto/ring/data/033s.mp4
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ここで、皆さんにご紹介したいと思ったのは、いろいろな方から「面白かった」という感想だけではなく、「勇気が出ました。背中を押しえていただきました」というコメントをいただいたことから、より多くの方に知っていただきたいと考えたからなのです。例えば、Yさんからこんなメッセージをいただきました。
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「私は今ポルトガル語を勉強しています。先生の動画を見て、私もチャレンジしよう!と思いました。調べたら、12月にあることが分かり、とにかくやってみることにしました」
では、ここで20年以上前に出たスピコンのスクリプトをご紹介したいと思います。ぜひ皆さまも年齢や立場などに関係なく、スピコンにチャレンジしてみませんか。
(※上でご紹介したYさんは、スピコン終了後「体験記」を寄稿してくださることになっています。これも「つながろう『ちょっと面白い話』」が
生んださらなる「つながり」です。どうぞお楽しみに!)
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スピーチ「言葉で学ぶ民族のこころ」