6月のアクラス研修のお知らせです。今回は、子どもの日本語教育を取り上げ、齋藤ひろみさんにお話をして頂きます。外国にルーツのある子どもさん達の日本語に関しては、さまざまな課題が浮き彫りになってきています。彼らにとって、「今」という時期は二度と戻ってきません。その大切な時期をどう過ごすかは、とても大切です。『外国人児童生徒の学びを創る授業実践「ことばと教科の力」をはぐくむ浜松の取り組み』を紹介しながら、実践をどのような視点で見ていくかについてご一緒に考えていきたいと思います。
お知らせ → アクラス6月研修のお知らせ
■日時:6月12日(日) 15時~17時
■講師:齋藤ひろみさん(東京学芸大学教授)
■「ことばを学ぶ姿を可視化する―子どもの日本語教育実践から―」
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講師からのメッセージ
トランスナショナルな移動によって、日本で学ぶ多様な言語文化背景をもつ子どもたちのことばの教育について、子どもたちが学ぶ姿を通して考えたいと思います。拙著『外国人児童生徒の学びを創る授業実践 「ことばと教科の力」をはぐくむ浜松の取り組み』(くろしお出版)では、浜松市内の日本語教室を担当する先生方の授業実践を、読み手がその授業で子どもがどのように学び活動していたのかを思い描けるようしたいと思いながら編集しました。子どもたちが日本語を学び、使うことによって、何ができ、どんな世界が広がっていくのか。そうした視点で子どもの参加の様子をとらえることが授業を設計するためのヒントになります。それは子どもに限りません。実践をどのように見るかについて、一緒に考えたいと思います。
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