教材寄付のお願い:フィリピン大学ディリマン校の教員棟火災で「日本語教材焼失」

フィリピン大学の教員棟で火災が発生し、日本語教材が焼失してしまいました。教材の寄付を呼び掛けているそうです。早速問い合わせをしたところ、ファラ・クナナンさんから以下のようなお返事をいただきました。
ご連絡ありがとうございます。
新しい教材でも、古本でも、大歓迎です。
本当にありがとうございます。心から感謝いたします。
送り先は以下の通りです。
  フィリピンの送り先:フィリピン大学の言語学科                              
Department of Linguistics (c/o Farah C. Cunanan)
College of Social Sciences and Philosophy, UP Diliman
Palma Hall
University of the Philippines, Diliman
Quezon City, 1101, Philippines
  関西地方のポイントパーソンの連絡先:ジャナサン・アリポンガさん
  ※こちらに直接教材をお送りする場合は、まずはアリポンガさんにご連絡をなさってからにしていただけますか。できれば、直接フィリピンに送ったほうが良いのではないかと思います。また最新情報がわかりましたら、付け加えます。
ジョナサン・アリポンガさん
関西国際大学教育部英語教育科
661-0976 兵庫県尼崎市潮江1丁目3番23号
★カミールさんからのご連絡(4月6日)
いろいろと支援していただいてお礼を申し上げます。教材の寄付についてですが、関東の方は関西みたいに私の自宅以外は発送先が決まっておりません。そのため、関東から寄付される方々に関西、若しくは直接フィリピン大学へ送っていただくようにお願いしております。週末に決まりますように調整中です。決まり次第、公開するようにいたします。大変お手数をかけいたしますが、ご了承、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
  ♪   ♪   ♪

4月4日のまにら新聞から

比大学火事

教員棟火災で言語学部の日本語教材が焼失。卒業生を中心に寄付を呼び掛け

首都圏ケソン市にあるフィリピン大ディリマン校の教員棟火災で、社会科学・哲学部言語学科の日本語教材が焼失していたことが3日、関係者への取材で分かった。日本に滞在している同学科卒業生を中心に、教材の寄付を募っている。

東京の日系服飾企業に勤めるカミレ・クルスさん(33)によると、焼失したのは教員棟に保管されていた日本語試験の教科書やCD、教材の漫画、雑誌など約百点。

2日までに同学科に勤める日本語、韓国語講師から「火災で教材が全て燃えた」との連絡を受け、3日から会員制交流サイト「フェイスブック」で教材の寄付を呼び掛けた。以前からの知人で、関西の大学で講師として働くジョナサン・アリポンガさんと協力し、関東、関西両地域で日本語教材を集めている。

現在、日本で学んでいる比人留学生や、比で知り合った日本人の友人、在日の比人コミュニティから協力の申し出が来ているという。

クルスさんはフェイスブック上で「日本にいる私たちのような人が日本を好きになった理由は、日本語の教科書があったおかげです」と話し、「あなたからの一枚の寄付でも、一人の学生に対してとても大きな助けになります」と訴えた。

クルスさんはフェイスブック上で「日本にいる私たちのような人が日本を好きになった理由は、日本語の教科書があったおかげです」と話し、「あなたからの一枚の寄付でも、一人の学生に対してとても大きな助けになります」と訴えた。

火災は1日深夜に発生。教員棟の3階部分から出火し、約10時間後に鎮火した。建物は全焼し、比日現代史研究の大家、リカルド・ホセ教授の所有する資料などが焼失した。同教授は2日、マニラ新聞の取材に対し「私の部屋の物は全て燃えたが、幸いにもいくつかの重要な資料は別の部屋に保管しており、最も貴重な資料も自宅にあったため難を逃れた」と話した。

クルスさんはマニラ新聞に対し「とりあえず(日本語教材を)集められるだけ集めている」と話した。寄付の問い合わせは言語学科のファラ・クナナン助教授 寄付の問い合わせは言語学科のファラ・クナナン助教授(fccunanan@gmail.com  lingg@kssp.upd.edu.ph)まで。(加藤昌平

9 Responses

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  1. I’m really sorry to hear that accident.

    Now, can I ask some questions?
    I’d like to know what kind of Japanese language examination’s text they need?
    For JLPT?

    I pray that it’ll be restored and restored ASAP.

    1. 柳生さん、JLPT用のテキストも必要とのことです。また、他にもいろいろ・・・とのことでした。どうぞ
      言語学科のファラ・クナナン助教授(fccunanan@gmail.comlingg@kssp.upd.edu.ph)にお訊ねください。

      1. kazushimada様、ご回答ありがとうございます。~御返事遅くなり、すみませんでした。

        了解いたしました、今のところ、特に日本語検定試験のような冊子は手元にはないのですが、記事の様子からおそらくはそのような種類の教材が必要かと察しました。
        ~ファラ助教授に直接詳細をお訊ねしてみます。

        少しでもお役にたつことができたら幸いです。
        早急の復旧を祈っています。

        …柳生 
        (在・東京 国語科非常勤講師)

      2. kazushimada様
        ファラ助教授へ連絡することができました。
        ごく小規模で恐縮なのですが、友人へ協力を呼び掛けつつ、現地に発送したいと思います。
        なお、日本語検定のものだけでなく、古い教科書や絵本、つまり、日本語を学ぶ上での資料と解釈した方がよさそうですね。

        よろしくお願いいたします。
        ~なお、このページのファラ助教授のアドレスは、二つのアドレスがつながってしまっているので、再記載なさった方がよいかと存じます。

        1. 柳生さま、アドレスの件、ご指摘、ありがとうございました!ただ今訂正しました。

  2. はじめまして 当方は一般人ですので必要な教材が理解できてません。

    でもなにか手助けになるようなことがあれば教えてください。

    日本をよく理解してくれてるお人の役にたつことがうれしいのです。

    なにをどうすればいいでしょうか たいしたことはできませんが

    お手伝いしたい気持ちはたくさんあります。(^。^)

    1. 私も詳しいことは分かりません。具体的な教材を教えて頂きたい旨、メールでお聞きしましたが、特にご指定はありませんでした。よろしければ、直接メールで【記事の一番下にあります】でお問い合わせいただけますか。私は、昨日、仲間と一緒に作った教材を14,5種類、お送りしました。

  3. 遅くなりましたが、関西在住なので、ジョナサン・アリポンガさんに連絡を取りたいと思います。手持ちの物が役に立つかどうか、まずe-mailで尋ねたいので、メールアドレスを教えて頂けると有難いです。よろしくお願いします。

    1. 橋本さん、今クナナン先生に連絡をしてみましたが、以下のような返信をいただきました。

         お世話になっております。

         私も知りませんが、インターネットで検索したら、このメールアドレスが出てきました:   
            

         正しいかどうかわかりませんが、一応、メールをしてみてもらってもいいですか。

      よろしくお願いします。

      ファラクナナン

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