地域社会に反響を呼ぶ「冬美さん(中国出身)のスピーチ」(秋田県・能代市)

2017年11月には、

「大好きな和服を着てスピーチをする中国出身の冬美さん

~外国から来るお嫁さんは「人財」!~

   http://www.acras.jp/?p=7533

 

という記事をご紹介しました。その時、メッセージを送ってくださった「のしろ日本語学習会」のコーディネーター北川裕子さんが、今度は新年に出た新聞記事を送ってくださいました。掲載許可をいただきましたので、どうぞご覧ください。まずは、北川さんからのメッセージをお読みください。

冬美さんの記事も北羽新聞の了解を貰ってあり23172671_1502032443224667_6936018042502214670_n

ます。

地方新聞だからこそ地域のできごとを取り上げて

いきたいと言ってくれ、記事が役に立つなら使って

下さいとも言われています。

日本語教室は、地域の国際化のハブになると思っ

ています。

学んだことばを生きる力にするためには、日本語

教室そのものを町の人たちに理解してもらう必要

があると活動してきました。

大学も国際交流協会もない地方の町の多文化共

生社会構築の方法?

30年かかりましたが、町全体を変えるためには

必要な時間だったのかと思える自分がいます。

 

では、ここで、少し記事を引用してご紹介したいと思います。詳しくは記事をご覧ください。

 

丁寧語などの日本語ができるようになったことで、周りの人たちが自分を見る印象が変わっただけでなく、自分からみた周りの人のイメージも変わったことや、厄払いして日本人になったこと、着物コンテストに調整した経験などを紹介。

 

「『もう勉強しなくていいんじゃない』と言われることもあるけれど、私の中では、まだやりたいのにできないこともある。試験やコンテストのための勉強じゃなく、生活に活かせる日本語をもっと学んで、まちの人たちの手伝いができたらいいな」とこれからの思いを語った。

 

本当に、日本に来て、日本社会に暮らす外国の方々は、「ともに社会をつくる大切な仲間」であり、「人財」だと改めて思いました。冬美さん、頑張ってくださいね!

 

 

なお、「のしろ日本語学習会2」というサイトには、さまざまな動画も載っています。外国の方々の生の声、コーディネーターの思いをお聞きください。

https://noshi-niho.jimdo.com/%E5%8B%95%E7%94%BB/冬美さん北羽記事30 年1月4日

 

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