2018年2月のアクラス研修に関するお知らせです。次回は俳句について取り上げます。最近ではあちこちで外国の方を対象として俳句づくりが行われています。そこで、長年留学生に俳句授業を実施していらした菅長理恵さんにお話をいただきます。菅長さんは、「日本語教師歴より、俳句との関わりが長い」とおっしゃる俳人です。昨年松山で行われた日本語教育学会特別プログラム「人をつくり文化をつなぐ俳句の魅力」でも、パネリストを務められました。
・
お知らせ → アクラス研修2018.2.2
◆タイトル
「穴埋め俳句による留学生と日本人との協働学習
~俳句には日本文化が詰まっている~」
◆日時:2018年2月2日(金)18時30分~20時30分
◆講師:菅長 理恵(東京外国語大学准教授)
♪ ♪ ♪
講師からのメッセージ:
俳句を日本語の授業で扱う時には、作品鑑賞や俳句を作らせる活動が主だろうと思います。そして、「俳句、よくわからないから、苦手だな・・・(´・ω・`)」と思われる方も多いように見受けられるのをとても残念に思っています。東京外国語大学では、実に多様なプログラムが走っていて、私も様々なクラスで俳句を扱っています。俳句「を」教えることもあれば、俳句「で」教えることもあります。今回はその中で特に学生に大人気の「穴埋め俳句」の手法をご紹介したいと思います。日本語の発想や語句の持つニュアンス、背景になる文化を学んだり、グループで話し合うことでいろいろな発見があったりと、学びの仕掛けとして「穴埋め俳句」は絶好の素材です。学生たちが生き生きと取り組んでいる様子をお伝えし、「俳句、使えますね!! (◍•ᴗ•◍)!!」と思っていただけたら幸いです。