秋田県・能代に住む北川さんから「『天空の不夜城』運行時通訳」に関 する新聞記事と写真が送られてきました。能代を訪れるたびにインタビューをしている冬美さんとタエバちゃ んが、生き生きと活動する姿に感動!
これも身近にいる人の働きかけがあってこその活動です。地域社会で暮らす外国の方々への温かい眼差し、適切なサポートが
実は、高校生のタエバちゃんに着付けをしたのは、同じ日本語教室に通う冬美さんでした。日本語を学ぶだけではなく、日本社会・地域社会のさまざまなことを学びたいと前向きに取り組んできた冬美さんは、今では着付けもできるようになりました。今回のイベントでは、タエバちゃんの着付けも冬美さんが担当したのです。
※これまでの「冬美さんに関する記事」をご紹介しておきます。
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「のしろの冬美さん『全日本装いコンテスト」外国人の部で最優秀賞!」
「散在地域の日本語支援を考える(のしろの事例より)
~「外国人はともに地域社会をつくる人財」という視点~
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では、「北羽新聞の記事」と北川さんからのメール、そして冬美さん・タエバちゃんからの感想メールをお届けましょう。
※お三方からは、「メール掲載」の許可を頂いています。
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こちらは無事に七夕が終了しました。
二人とも初めての通訳アナウンスでしたが、練習の成果もあり堂々としたものでした。
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見学の人たちも本物の外国語でのアナウンス?!に聞き惚れていました。
意味がわからない人も居たと思いますが、能代の町が急に国際化したように感じたと、とても喜んで貰えました。
実況中継をしたテレビ局の女性アナウンサーも、
「こういうアナウンスは県内では聞いたことがありません。素晴らしいです」
と褒めてくれました。
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冬美さんもタエバも浴衣姿(着付けは冬美さん)・・・本当にステキでした。
二人を見ていて、アナウンスだけでなく盆踊りやお茶会、着物のきつけ、身のこなし方、教室で日々脈々と受け継いできたものが、すべてここで発揮されたような……感慨深いものがありました。
台湾からのお客さんだけでなく、生活者として暮らすお嫁さん達も喜んでくれました。
英語が話せることに意味を見いだせなかったタエバが、堂々とマイクの前で通訳する姿に思わず……涙が出そうになりました。
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彼女達は決して弱者ではありません。
外国から来た人たち全てに言えることかも知れませんが、常に前向きに努力する姿は私たちが見習うことがたくさんあります。
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日本語教室を応援してくれる町の人たちがたくさんいることを改めて感じた、「天空の不夜城」の通訳支援活動でした。
「さすが日本語教室の生徒さん、素晴らしいですね。これからも応援します」
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町の人たちの声が又一つ、私たちの背中を押してくれました。
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【冬美さんの感想メール】
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その後、アナウンスを聴いた中国人から「 今まで知らないままでみていたけど、 今回中国語の説明があって初めて分かった」と聞いて、 良かったと思いました。
日本人の方からも「 中国語の意味はわからないけどすごく聞きやすかった」 と言われました。
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大勢の人の前で中国語で話したのは初めてのことで凄く緊張しまし たが、とても楽しかったす。もっと日本語を勉強して、 街の人達のお手伝いができたらいいと思います。
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【タエバちゃんのメール】
昨日は初めて弁論大会に参加してきました。 思った以上に緊張しましたが、よく話せました。 結果は3位でした。
夏休みには、不夜城へ行って英語の通訳をしました。 私も実際不夜城を見に行くのは初めてでしたので上手く伝えられる か不安でいっぱいでした。それでも終わった後で、 高評価だったよって聞いてほっとしました。
夏休みには、不夜城へ行って英語の通訳をしました。
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※「北羽新聞」の記事掲載に関しては、北川さんを通して新聞社より許可を頂いています。